Interface編集部
2021年2月号 特集 5日目 リアルタイムOS自作入門
■概要
Interface 2021年2月号 「5日目 リアルタイムOS自作入門」で,
紹介したMiniOSのサンプルプログラムです.
■実行手順
Eclipseを起動して,下記手順でプロジェクトをインポートして使用してください.
(1) [File]->[Import]を選択
(2)[General]-> [Existing Projects into Workspace]を選択し[Next]をクリック
(3) [Select root directory]に「minios_sample」フォルダを選択し,
表示されたプロジェクトを選択して,[Finish]をクリック
(4) 本誌の「第4章 MiniOSを動かしてみる」を参考に,Windows Build Toolsのパスを設定してください.
(5) デバッグコンフィグレーションは
[File]->[Import]で[Run/Debug]->[Launch Configurations]を選択し,ダウンロード・データ内にある,configurationsフォルダ内の.launchファイルを選択してインポートしてください.
※設定内容は,本誌の「第4章 MiniOSを動かしてみる」を参考にしてください.
■サンプルプログラムの動作
本誌の第1章の「■ OS有無によるプログラム実装の違い」で
紹介したサンプルプログラムの内容に加えて,
act_tsk()とext_tsk()の呼び出しを追加しています.
○LED(緑)タスク (ID: 0)
・100ms間隔でLED(緑)の点滅を繰り返す
・20回繰り返したら、タスクを終了(ext_tsk)する
※その後led_red_taskから起動してもらう
○LED(赤)タスク (ID: 1)
・200ms間隔でLED(赤)の点滅を繰り返す
・20回繰り返したら、led_green_taskを起動(act_tsk)する
○計算タスク (ID: 2)
・60msの計算処理
※本来は何らかの計算処理を行うが、
サンプルでは代わりにLED(橙)の点滅を繰り返す