Interface編集部
展示会レポート 環境展/地球温暖化防止展2022
2022年5月25日(水)~27日(金),環境展/地球温暖化防止展が東京ビッグサイトで開催された(写真1).主催は日報ビジネス株式会社.
ごみ発電,熱利用,収集運搬,作業環境改善,有機性廃棄物処理,バイオマス,土木建築災害対策,アスベスト対策,水質浄化,海洋プラ・廃プラ対策などに関する展示物が集まる.
会場では,普段は目にすることのない重機(自走式コンベア,シュレッダ,セパレータ,クラッシャ,粉砕式ハンマーミルなど)が並んでいた.
写真1 会場は東京ビッグサイトの東1~東5ホールを利用していた
山本製作所(山形県天童市)は,発泡スチロール減容機「RE-E502X」を展示した(写真2).本機は投入ホッパ,破砕部,成型部,脱臭装置で構成される.
1時間に50kgの処理能力を持つ.所要動力は13.13kW,運転時は6kW.
170℃で処理されたインゴッドは外形150×50×1000mm,重さは4~5kg.板材なので保管性に優れ,建材や額縁として生まれ変わる.
写真2 山本製作所の発泡スチロール減容機
販売と原料引き取りは株式会社パナ・ケミカル(東京都杉並区)が担う
新實商店(愛知県岡崎市)は,モーターコア リサイクリングマシン「切るゾウ君,抜くゾウ君,合体型タイプDz-4」(写真3)を輸入販売する.
機械寸法は2×1.12×2m,重量は1450kg,動力は4kW.対象コアは直径8~25cm.
モータを真ん中から切断し,銅線や鉄を取り出す(写真4).
写真3 モーターコア リサイクリングマシン
写真4 銅や鉄の材料が抽出できる
写真5 最近は扇風機の解体が増えているそう