お知らせ
2023年4月10日
Interface編集部
展示会レポート 第26回組込み/エッジ コンピューティング展
2023年4月5日~7日,東京ビッグサイトにて,組込み/エッジ コンピューティング展が開催された.主催はRX Japan(アールエックスジャパン).
マリモ電子工業はソフトウェア無線ボードを展示した.
FPGAによる信号処理として,会場ではQPSK変調,PFDM変調の様子をデモンストレーションした.
アナログ・デバイセズの広帯域RFトランシーバー ADRV9002と,FPGA Cyclone Vを搭載し,ソフトウェア処理による狭帯域無線を実現した.
ADRV9002は,入力A-Dコンバータ2チャネル,出力D-Aコンバータ2チャネル,ディジタル信号処理ブロック,コントロール用マイコン(Cortex-M4)で構成され,周波数範囲は30M~6GHzに対応する.
ハートランド・データは,生体検出用ミリ波レーダ・モジュールを展示した.
60GHz帯を利用し,脈拍や呼吸,動体,距離の計測に向くとする.マイコンとのインターフェースはUART.
左側のHRS-R7は最大4人までを検出できる.バイタルの検出距離は最大5.9m,検出角度は水平140°,垂直60°,
右側のHRS-R8Aは最大1人までを検出できる.バイタルの検出距離は最大4m,検出角度は水平120°,垂直120°.