お知らせ
2023年3月2日
Interface編集部
書評:「あのSFはどこまで実現できるのか テクノロジ名作劇場」…バビル2世,2001年宇宙の旅などのSFアニメ・映画・漫画が題材のIT技術解説
SF映画の名作「2001年宇宙の旅」を見てコンピュータ技術者になったという著者が,SFアニメ・映画・漫画の登場するコンピュータが,現在のIT技術でどこまで実現できるかを解説する.SFのコンピュータは,人と会話できるが,今のIT技術でもそこまでは到達していない.一方,SFのコンピュータは巨大だったが,今やスマホに入ってしまっている.こうしたSFでの取り上げられ方と,現実の技術とのギャップをネタに,それぞれのIT技術のポイントを解説するという面白い構成である.もっとも,著者と同じ世代にとっては,技術解説よりも.それぞれのSFで出てきたシーンが懐かしく興味深いのだが.
■書名:あのSFはどこまで実現できるのか テクノロジ名作劇場
■著者:米持幸寿
■定価:830円(税別)
■(株)集英社
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-7976-8118-5