コンピューター・サイエンス＆テクノロジ専門誌

センチュリー・システムズは，3GPP Release16に対応することで，MIMOアップデートによる転送容量拡大，モビリティ性能向上，消費電力削減，NRアンライセンスなどを実現したVPNルータを2023年秋頃に発売する．WAN回線として，通常時はフレッツ光クロスなど10Gbpsの広帯域回線を利用し，回線に障害が発生した場合に自動的に5Gの回線に切り替えてバックアップすることができる．

コンフィグやファームウェアの自動更新機能やREST-APIなどの運用機能も充実しており，ルータの集中管理や運用の自動化などにも対応可能．ユーザやISPが自由に定義できる初期コンフィグ（flash-initial-config）を持つことができ，初期コンフィグで起動して実際に運用時に利用するコンフィグを取得・適用することもできる．

■価格：オープンプライス

■センチュリー・システムズ(株)

https://www.centurysys.co.jp/products/router/nxr610x_s.html