LEDを内蔵せず絶縁バリアにSiO2 を使用するフォトカプラ・エミュレータ

日本テキサス・インスツルメンツは,業界で非常に広く採用されているフォトカプラとのピン互換性がある絶縁デバイスのサンプル出荷を開始した.信号の絶縁のために広く用いられてきたフォトカプラは,絶縁するためのLEDの経年劣化による影響があった.本製品では,LED の経年劣化による影響を完全に取り除くことができる.最大 3,750VRMS の絶縁保護を実現しながら,消費電力を最大 80% 削減.–55℃ ~ 125℃ の広い動作温度範囲で使用することができ,フォトカプラに比べ最大で 10 倍の同相過渡耐性を実現した.評価基板を19ドルで提供する.

■日本テキサス・インスツルメンツ(同)

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