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2024年10月28日
Interface編集部
アンテナ間干渉を改善するデバイス Radisol(ラディソル)
村田製作所は,アンテナの周辺で使用することで,低い挿入損失で近接するアンテナ間の干渉を防ぐことができるデバイスを発売した.
近接するアンテナ間の干渉を防ぐために,従来はディスクリート部品を用いて,干渉しているアンテナにタンク回路と呼ばれるフィルタ機能を形成することで,アンテナ間の干渉を抑制してきた.ところがこの方法では,タンク回路の挿入損失の影響により,干渉を受けていたアンテナの特性が改善されてもタンク回路を挿入した側のアンテナの特性が低下するという課題があった.本製品は,同社独自のセラミック多層技術とRF回路設計技術により,高精度フィルタ特性と低挿入損失を両立させることができた.寸法は,0.6×0.3×0.2mm(0603サイズ).
■(株)村田製作所
https://www.murata.com/ja-jp/news/antenna/radisol/2024/0805