Interface編集部
生体・人間センシング 特設
月刊誌Interfaceでは,自律走行,手ぶら操縦,ヒューマン・インターフェース,スポーツ,ヘルスケアの鍵となる「生体情報のセンシング技術」や「人の動きの解析技術」について,実際のプログラムや回路図を示しながら詳しく解説しています.一部の記事に関してはキットも準備しています.(最終更新日:2016年8月22日)
連載 個人で試せる!生体センシング実験室
筆者:上田 智章
日本では本格的に高齢化社会に突入したこともあり,健康管理や見守り,あるいはみとりを目的にした生体計測システムの開発が活発化してきています.連載では,単に波形観測と記録ができる装置を作るだけではなく,生体信号から何が得られるのかを説明しています.
第1回 心電図計測の予備知識…心臓のしくみ(2015年12月号)
第2回 バイタル・センシング実験ボード&心電図取得用電極(2016年1月号)
第7回 手軽で非接触OK! 赤外線脈波心拍数計測(2016年6月号)
第8回 呼吸/心拍/筋肉状態…静電容量方式生体センシングのメカニズム(2016年7月号)
第9回 背もたれからOK! 非接触心拍測定(2016年9月号)
第10回 静電容量方式生体センシングのキモ…ソフトウェア制御周波数発振器(2016年10月号)
生体計測学習キットボード
2016年9月号特集 スポーツに健康に!ウェアラブル人間センサ入門
~ビッグデータ/IoTのキー・テクノロジ~
スポーツ&ヘルスケア向けに,動作解析が行えるウェアラブル人間センサ の作り方や信号処理方法を紹介します.ビッグデータ/IoT/人工知能のための基本センシング技術の一つとしてこれから注目です.クルマやドローンの姿勢制御などにも使えるキー・テクノロジです.
2015年4月号特集 小型アダプタでまる見えに挑戦 生体センシング入門
~ヘルスケア時代!mbedで信号処理~
ヘルスケア時代に注目の生体の電気信号をセンシングする方法を紹介します.増幅/フィルタリング/解析などの信号処理を行えば,例えば脳波であれば,集中/油断/いねむりをしていることがあるていど予想できたりします.神経系の信号を直接的にキャッチするため,微かに力を入れるだけで細やかな操作が行える超リアルタイム・コントローラを作ったり,表情やしぐさからはうかがい知れない体調や気分などがわかるようになったりするかも知れません.