展示会レポート 人とくるまのテクノロジー展 2022 YOKOHAMA

2022年5月25日(水)~27日(金),人とくるまのテクノロジー展 2022 YOKOHAMAが,パシフィコ横浜にて開催された(写真1).主催は公益社団法人自動車技術会.

 

部品,テスト,材料,部品,カーエレクトロニクス,CAEソリューションなどに関する展示が集まった.
会場は人であふれ,通常なら会場入り口にある「場内マップ」も14時に問い合わせた時点では当日配布分が品切れとなっていた.また,どのブースも手すきの説明員は居ないくらいだった.

写真1 人とくるまのテクノロジー展 2022 YOKOHAMA

 

キャテック株式会社は,音響ホログラフィ解析システムAcoustic camera DAM1Kを展示した.音の広がりをカラー・マップで提示できることが特徴(写真2).1024個のマイクを64×78.5cmの空間に2cm間隔で格子状に並べたマイクロフォン・アレイと,カメラで構成する(写真2).周波数範囲は20~8.5kHz,測定距離は3cmから.

写真2 自動車のどこから音が出るのかをカラー・マップで提示する

写真3 1024個のマイクを搭載するマイクロフォン・アレイ

 

キャテック株式会社は,非定常音質評価判定システムCAT-CMP-SQを展示した(写真4).マイク,A-D変換基板,音質評価ソフトウェアCAT-SQなどを搭載するパソコンで構成する.音圧をデシベルで取得し,閾値を超えるか判定するのではなく,非定常ラウドネス,シャープネス(DIN45631/A1準拠)を使用して製品の異音を検出する.エンジンやトランスミッション,モータ,コンプレッサなどのライン検査に向くとする.

写真4 異音判定システム
非定常ラウドネス,シャープネス(DIN45631/A1準拠)を使用して製品の異音を検出