2023CQ EVミニカート・レース九州大会 結果報告

2023年2月22日(水),オートポリス レイクサイドコース(大分県日田市)にて,EVミニカート・レース九州大会が開催された.主催は福岡工業大学とCQ出版.

九州では第1回目となる大会の参加チーム数は,福岡工業大学から5,久留米工業大学から3,筑紫台高校から1の合計9.約50名がレースの結果を見守った.

 

このレースは,車体サイズやモータ外形,バッテリは同一仕様で開催され,30分間にコースを何周できるかを競う.

チームごとにモータの巻き線方式,巻き数,モータ・ドライバ・ボード,モータ駆動プログラム,ギアやタイヤなどの足回りに工夫を施し,優劣を競う.

 

福岡工業大学 工学部 電気工学科では,エンジニアリング・デザイン教育の一環として電気自動車をテーマとした科目を1~3年まで3科目設定している.EVミニカートは3年生での最も上位に位置する科目で受講する.3,4人のグループを作り毎年秋の筑波大会にも参加している.写真は翌日23日に開催された成果報告会の様子.

 

当日のコース…レイクサイドコースは1周が約1.7km

こちらが地図

 

当日の主なスケジュール…スターティンググリッド抽選会,車検,フリー走行,レース本番,表彰式

 

各校のチーム名

 

出番を待つ車体…福岡工業大学 チームC

 

スターティンググリッドにつく各チーム

 

静かにレース開始

 

なんと,高校生チームが快走し,

 

そのままゴール…ピットに戻ってきたところ

 

2位は福岡工業大学 チームB,3位は久留米工業大学 KIT RACING EVⅠ

 

 

優勝チーム:筑紫台高校の山本先生に尋ねたところ,近くの駐車場を借りて,試走を重ねた.30分間のデータ・ロギングを繰り返し,また,レイクサイドコースのこう配を事前にチェックしながら,一番最適なギア比(スプロケットの径)を選んだことが,勝利につながったとのこと.

 

最後は参加者全員で…お疲れ様でした!