【お土産付き実習セミナ】
ソフトウェア・デバッグの基本から動的解析まで!10月30日締切

*お土産付き実習セミナ 開催日:11月8日(水) 場所:CQ出版社*
◆◆ソフトウェア・デバッグの基本から動的解析までを解説!!◆◆
『”原因が分かりません”がなくなるバグ解析』を,組込Linuxボード
「Armadillo-440」を使用した実習形式で手取り足取り説明する講座です.
10/30申込締切 ⇒ https://cc.cqpub.co.jp/system/jump/1103/

 

本実習で使用するターゲット基板

 

 

デバッグ画面

 

近年の大規模化する組込みソフトウェア開発において、複数処理が複雑に絡み合う難解な不具合が増えており,デバッグ/バグ解析に多くの時間を割いているエンジニアも多いことでしょう.本セミナーでは,ソフトウェア・デバッグの基本から,複数CPUでの並列処理やハードウェア制御が関連する処理、環境への依存性がある処理など、その根本原因にたどり着くのが困難なバグ解析までを解説します.

 

 

●セミナーの内容●

セミナーの前半では,ソフトウェア・デバッグの手法を紹介後,自動車や医療設備,工場設備などの大型組込機器をターゲットにした大規模ソフトウェア開発でよくハマるバグについて説明します.特に原因解析が難解となるバグとしては,実動作からのフィードバックが掛かるような処理や,割り込み処理が絡む処理,複数のCPUにまたがる処理などがあり,そのようなバグ解析の手法の一つして,実行中のプログラムやシステムの動作をログ出力を使って記録し、挙動を分析・解析する「動的解析」を説明します.セミナーの後半では,組込Linuxボード「Armadillo-440」を使用し,動的解析ツールを使用したバグ解析を実際に行います.具体的には,組込みLinuxに対する動的解析の準備,アプリケーション層とカーネル層の挙動トレース,デバイスドライバやカーネルのディスパッチ処理の挙動の可視化です.
[前半:座学の部]
一般的な組込みソフトウェアのデバッグ手法
・IDEが使える環境下でのデバッグ手法
・print文によるデバッグ手法
組込みソフトウェア開発ならではのデバッグ手法
・割り込み周期のデバッグ手法
・多重割り込みのデバッグ手法
デバッグ手法の限界点
・再現率の低い不具合の解析
・原因不明の不具合の解析
動的解析を使用したデバッグ手法のメリット
・動的解析の概念
・動的解析による処理・フローの解析
・動的解析による変数の変化の解析
動的解析による処理の可視化
・割り込み処理の可視化
・タスク、スレッド、プロセスの占有率の可視化
[後半:実習の部]
動的解析のための準備
・動的解析ツールのセットアップ
・組込みLinuxに適用するための準備
動的解析によるLinuxアプリケーションのデバッグ手法
・Linuxアプリケーションのトレース
・Linuxアプリケーションの変数のリアルタイム表示
デバイスドライバのデバッグ手法
・デバイスドライバの動きを可視化
プロセスとスレッドの繊維状況と占有率の可視化
・Linuxカーネルのディスパッチ処理を可視化

 

本セミナーの対象者
・大規模組込ソフトウェアのデバッグについて知りたい人
・割り込み処理が絡むバグ解析を知りたい人
・ソフトウェアの実挙動におけるタスクやスレッドの遷移、変数値の変化を解析し,最適化チューニングを行いたい人
・解析が困難な複数CPUにまたがる処理について解析したい人

 

●セミナー受講者特典●
セミナーで使用する組込Linuxボード「Armadillo-440」をお持ち帰りできます.

 

●開催日●
2023年11月8日(水) 10:00-17:00 1日コース

 

●会場●
東京・巣鴨 CQ出版社 2Fセミナ・ルーム [地図]

 

●セミナの定員につきまして●
本セミナの定員は12名となっております.少人数でしっかり学べる実習セミナです.

 

●お申込みが多数の場合●
お申し込みが多数の場合は抽選とさせていただきます.
抽選の結果につきましては,10月31日までにメールにてご連絡いたします.

 

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