コンピューター・サイエンス＆テクノロジ専門誌

M5Stackは，WiFi/Bluetooth接続できるESP32マイコン，液晶ディスプレイ，ボタン，microSDスロット，バッテリやスピーカー等が一つのケースにパッケージされた製品です．プログラミングは，C/C++言語に似たArduino言語やMicroPython等で行うことができます．

ここでは，M5Stackで動作するMicroPythonのプログラミングをするツール，M5Stackに実行プログラムを書きこむツールとして，UIFlow-Desktop-IDEのセットアップ方法を紹介します．

 

・以下のURLよりUIFlow-Desktop-IDEをダウンロードし,任意の場所に解凍します.

https://shop.m5stack.com/pages/download

 

【参考】購入直後のM5Stack Fire v.2.6の接続例

M5Stack起動後　UIFlowの起動画面表示時にSetup（右ボタン）を押し,メニュー画面に入ります.

Switch modeからUSB  Modeを選択の後、Rebootします.

※下記例では､COM4として認識されている.

※お使いのM5Stackの種類によってはCP210xドライバーが必要になります．上記サイトよりダウンロード，インストールしてください．

 

・UIFlow-Desktop-IDEを起動します.

・UIFlow-Desktop-IDE起動時に,接続したM5StackのCOMポート番号やデバイスを選択.

※以下はM5Stack Fireの例

・Python モードに切り替え.RUNボタン（▶）をクリックしプログラムが実行される事を確認.

※M5StackにUIFlowファームウェアが書込まれていない場合,下記手順で書込んでください.

・以下のURLよりM5Burnerをダウンロードし,任意の場所に解凍します.

https://shop.m5stack.com/pages/download

・M5Burnerを起動します.

・モデルを選択,ファームウェアのバージョンを選択し,Downloadをクリックします.(下記はM5Stack Fireの例)

・ダウンロード完了したら,M5SttackがPCと接続した状態で、Burnをクリックします.

・必要に応じSSID,Passwordを入力しStartをクリックします.

・書込みが開始し,Burn Succesfullyとなる事を確認します.