モータ
2020年10月8日
Interface編集部
NUCLEO-F302R8に実行プログラムを書き込めない方へ
#書籍「STマイコンで始めるブラシレス・モータ制御」を購入された方が対象です.
本書においてコンパイルした実行プログラムをマイコンボードに書き込めない方がいらっしゃいましたので追記いたします.
本書で使用するマイコンボードNucleo-F302R8に実行プログラムを書き込んだ際に,図1のようなエラーが出ることがあります.
これはNucleo-F302R8に電力が供給されていない場合に発生します.
Nucleo-F302R8に電力が供給されていない場合は,LD3が赤く点灯しません(写真1).
Windwosからは図2のようにドライブが見えます.ですが,この状態ではNucleo-F302R8が動作していないためにデバック用基板から実行プログラムを転送できず図1のような表示になります.
この場合,ジャンパピンをU5Vにするか,ジャンパピンをE5Vにしたうえでモータ・ドライバ・ボードJ1に電力を供給をします.
ファイルを書き込んだあと,図4のようにMbedの仮想フォルダ内に書き込んだ実行プログラムが見えれば成功です.
ファイルを変更したい場合,Mbedのフォルダ内のファイルを削除し,新しいファイルを書き込みます.
一度プログラムを消して,Blinkyの実行プログラムを書き込んだ様子を図5に示します.